研究員が集めた大麦の論文
大麦研究ライブラリー
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麦ごはんと納豆は一緒に食べるといい!?
大麦と納豆をたくさん食べると酪酸産生菌が増加し、肥満予防効果と関係していることがわかりました!
大麦の摂取量が多く肥満ではない人は、納豆の摂取量も多く腸内の酪酸産生菌が豊富:横断研究
#BMI #腸内環境 | 2024-10-01
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大麦が胆汁酸組成を変化させることで脂肪の蓄積を調節している!?
大麦は胆汁酸組成を変化させることで、高脂肪食摂取時における脂質蓄積抑制効果を発揮していることがわかりました! 大麦にはまだまだ明らかになっていない機能がありそうです!
高脂肪食の下で大麦を摂取すると、腸内胆汁酸組成の変化を通じて脂質生成遺伝子が抑制される
#腸内環境 #血清脂質 | 2023/12/1
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全粒穀物を含む乳児用のシリアルが、離乳期の健全な腸内細菌叢の発達をサポートすることがわかりました!
離乳期の乳児が全粒穀物シリアルを7週間摂取したところ、小麦シリアルと比較して病原性の大腸菌群が減少し、発酵性細菌が増加することがわかりました。大麦にも同様の効果が期待できるかもしれません!
【論文】 全粒穀物と糖を含む乳児用シリアルが離乳期における腸内細菌叢に与える影響:ランダム化試験
#腸内環境 | 2021-04
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β-グルカンの摂取による腸のバリア機能改善は、脳機能にまで影響し、肥満による認知障害を軽減することがわかりました!
肥満モデルマウスにβ-グルカンを15週間摂取させたところ、肥満によって誘発された腸バリアの機能障害、脳の炎症、認知障害が改善したことがわかりました!この研究で使われたβ-グルカンはオーツ麦由来のものですが、大麦β-グルカンにも同様の効果が期待できるかもしれません!
【論文】 β-グルカンは、食餌誘発性肥満マウスの脳腸相関を介して認知障害を軽減する
#免疫 #腸内環境 | 2020-10
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大麦β-グルカンの摂取が免疫機能を高める可能性があることがわかりました!
高脂肪食によって免疫系が悪化した場合でも、高β-グルカン大麦粉を摂取すると、腸内細菌叢の組成が変わり短鎖脂肪酸の産生が促され、免疫機能を強化する可能性が示されました!
【論文】 高β-グルカン大麦粉の摂取は、プレバイオティクス効果により、食事誘発性肥満マウスの腸管免疫系を強化する
#免疫 #腸内環境 | 2021-03-11
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大麦の摂取によって、老化を遅らせることが期待できそうです!
大麦の摂取により、運動機能の低下を遅らせ、HDL-コレステロールが大幅に増加させただけでなく、マウスの寿命を約4週間延長させました!マウスでの実験ではありますが、大麦を食べ続けることで、老化を遅らせることが期待できそうですね!
【論文】 大麦食の生涯摂取と健康な老化との関連:老化促進マウスにおける身体的および認知的機能と腸内細菌叢の変化
#老化 #腸内環境 | 2019年8月
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大麦β-グルカンの摂取が総血漿コレステロールを減少させることが分かりました!
メタボリックシンドローム患者が大麦β-グルカンを4週間摂取したところ、総血漿コレステロールが減少したことが分かりました! 他にも腸内のプロピオン酸を増加させたり、腸内細菌叢に変化をもたらすことが分かり、大麦β-グルカンにはまだまだ明らかになっていない効果がありそうです!
【論文】 メタボリックシンドロームの発症リスクが高い患者における大麦β-グルカンによる食事介入後の腸内細菌叢の組成および代謝パラメーターの変化
#腸内環境 #血清脂質 | 2019年2月
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大麦の糖代謝改善に関わる可能性のある“プレボテラ属菌” に注目しています!
大麦を食べて糖代謝が改善した人は腸内に プレボテラ属菌の存在量が多く、大麦の摂取でさらに増えることがわかりました。大麦の腸内細菌を介した糖代謝改善のメカニズムを探究していたところだったので、これは大麦研究において非常にインパクトの高い報告でした。腸内細菌叢は国によって異なるので、日本人の場合はどうなるのか、さらに研究を進めていきたいです。
【論文】 食物繊維が引き起こす糖代謝の改善はプレボテラの存在量の増加と関係している
#セカンドミール #糖代謝 #腸内環境 | 2015年11月6日
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大麦のセカンドミール効果を証明する結果が出ました!
大麦の食物繊維は、腸内細菌によって発酵され、糖代謝や満腹感に関連する消化管ホルモンの分泌量を増加させることがわかりました。また、大麦を摂取した次の食事で血糖値とインスリン感受性の改善が見られ、セカンドミール効果が期待できることも確かめられました。
【論文】 3日間の大麦食介入後の消化管ホルモンの増加とインスリン感受性指数:健康的な中年の被験者におけるランダム化クロスオーバー試験
#インスリン #セカンドミール #糖代謝 #腸内環境 | 2015年8月11日