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大麦の食べ方や栄養など素朴な疑問に、 おいしい大麦研究所の研究員や管理栄養士が わかりやすくお答えします。
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大麦と大麦の重さの2倍の水を入れたら、通常通りの炊き方でOKです。もし、大麦特有の臭いや味が強いと感じたら、炊く前に大麦を水洗いしたり、料理酒やオリーブ油などを加えて炊飯したりすると大麦のクセが和らぎます。
おすすめ配合量
先にお米だけでいつも通り水加減します。そこに大麦を加えたら、加えた大麦の重さの2倍の水(大麦50gなら水100g=100ml追加)を大麦分の水として足せばOK。大麦は白米よりもたくさん水を吸います。水加減はお好みに合わせて調整してください。
β-グルカンの効果を得るには、1日3g摂取することが推奨されています。大麦60g中に約3gのβ-グルカンが含まれているので、1:1で炊いた麦ごはんを1日3回、1食ごとに1膳(約150g)ずつ食べれば目標量に達することになります。ちなみに、2倍量を食べても、効果が倍増することはありません。
ダイエットで大切なのは、カロリーコントロールと血糖値の上昇を緩やかにすること。大麦は水溶性と不溶性の食物繊維をバランス良く含み、血糖値の上昇を緩やかにしたり、便通を整える働きが期待できます。また食物繊維は満腹感をもたらす効果もあるので、食事の量が減ればカロリーコントロールに役立ちます。日々の食事に大麦をプラスするだけでいいという手軽さも、ダイエットが続けやすいメリットのひとつです。
現在、適切な摂取条件下では有害事象は認められていません。また、過去の研究より、コレステロール値が正常な健康な人では大麦による血中コレステロールの低下作用は認められておらず、元々コレステロール値が高い人でのみ効果が見られております。大麦は薬ではなく食品なので、効果は薬のように劇的に変わるものではなく、毎日の食事で摂取いただくことで緩やかに変化していきます。
大麦がコレステロールと中性脂肪に有効な理由とは?
大麦の品種には、白米と同様に「うるち性」と「もち性」があります。もち麦はもち性の大麦で、麦とろごはんでよく使う押麦はうるち性の大麦です。
大麦とは?
小麦アレルギーの原因物質はたんぱく質のグルテニンとグリアジンから成る「グルテン」です。大麦のたんぱく質はグルテリンとホルデインであり、厳密にはグルテンとは異なりますが、非常によく似た分子構造をしているためアレルギー反応を起こしてしまうことがあります。小麦アレルギーがある方は、注意をしてください。
離乳食が終わったお子さまから食べられますが、食物繊維が豊富な大麦は、内臓が未熟な赤ちゃんには消化の負担になる場合もあります。おかゆなどで柔らかく炊き、少量からお試しください。