いつでも安心して手に取っていただけるよう、栽培・収穫・流通いずれの段階でも品質チェックを行い、安全性の確保ができた原料のみを使用しています。

定期的な産地訪問

栽培履歴調査結果や残留農薬検査結果だけでなく、国内外を問わず安全・安心な原料調達を図るため産地を訪問し、生産者・流通の現状を把握すると共に「お客様により安全・安心をお約束」できるよう栽培、収穫、流通上問題が無いよう努めております。

生産履歴調査

はくばくは原料穀物の生産履歴調査を随時実施しております。原料穀物別、産地別、購入先別に生産履歴の資料を定期的に更新・精査し、安全確認に努めております。お客様への安心を確保するための必要書類として、原料の栽培記録・使用農薬履歴、加工における工程別の記録やアレルギーに関する調査、流通過程の記録まで調査しております。これらの資料を基に原料穀物別に使用されている、あるいは、使用する可能性のある農薬をリスト化し、残留農薬検査項目の追加を行っております。

残留農薬検査体制

はくばくでは、国産原料、輸入原料すべての仕入原料について、栽培過程で使用されている農薬はもちろん、多項目に渡り残留農薬検査を実施しております。その中で基準に合格したものを使用し、製品の安全性、品質の確保を充実させております。

放射性物質への取り組み

はくばくでは使用する国産原料について原料段階での自主検査を実施しております。今後ともこれらの活動を継続し、安全な製品をお客様にお届けして参ります。

遺伝子組み換え食品

私どもの商品において、遺伝子組み換えの原料は原則使用しない方針です。大豆・とうもろこしについては、遺伝子組み換え作物が混入しないように分別生産流通管理(IPハンドリング)されたものを使用しています。なお、香料などは一部に、遺伝子組み換え不分別の原料が使用されていますが、遺伝子組み換えであるものは使用しておりません。

輸入原料に対する考え方

日本の食料自給率は38%(2017年調査:カロリーベース)と低く、多くの食料を海外に依存しなければ、国民の食生活は成り立たない状況にあります。当社では国内の食料資源を優先活用することで、食料自給率を向上させ、その上で国産原料・輸入原料の適正なバランスを取るべきだと考えているため、可能な限り国産原料を使用しております。しかし、原料の安定的な確保、需要と供給のバランスの面より、輸入原料を使用する場面があります。

当社では輸入原料を使用するにあたり、国産原料と同等な安全性を確保し、お客様に安心してご利用いただける製品づくりのために、「農薬使用に関して国内基準をクリアし、必要な記録や検査などの証明が取れること」、更に「社内で栽培履歴調査から使用農薬の把握ができ、残留農薬自主検査等にて安全性の保証を確認できる」などの基準を設け運用しております。

安定供給できる原料調達力

農産物である穀物は、干ばつや長雨など天候の影響で不作になる年もあります。そんな時でも供給を絶やすことがないよう、高品質を保ちながら安定的に調達することを第一に考えています。国内外問わず生産者とともに品質向上に取り組み、生産者が安心して作物を生産できる環境づくりにも力を入れ、安定供給を実現しています。