穀物をもっと沢山食べていただき、
家族の笑顔を増やしたい。
家族に健康になってもらいたい。
そのために我々は穀物の感動的価値を創造する。

当社の社名、「はくばく」は白い大麦という意味です。創業社長が「もっと麦ご飯を喜んで食べてもらいたい」という思いから、大麦を一粒ずつ半分に割って黒い筋を目立たなくした製品を昭和28年に発明し、これを白麦米と名づけたことに由来します。以来、我々はくばくは穀物と共に歩んでまいりました。そして70年の歴史を重ねる中で、お陰さまで小麦粉、乾麺、麦茶、雑穀、米を手がけるようになりました。

穀物というのは人間にとっても非常に大切な食物なのに、現代では当たり前すぎてそのありがたさが薄れているような気がします。食生活が豊かになることが、穀物消費が減ることを意味するのは私はおかしいと思っています。人類を太古から支えてきた大切な食物「穀物」を、現代の食卓へもっと登場させ、もっと楽しんで食べてもらうこと。それは家族の笑顔が増えること。またそれは家族が健康になることだと考えています。

このようなことを実現するために、我々はくばくは「穀物の感動的価値を創造する」ことにこだわります。穀物の感動的価値とは、美味しさであり、簡単さであり、楽しさであり、意外性であり、豊かさであり、その様々な切り口から「えっ!」、「おっ!」と心を動かすことを意味します。その価値によって当たり前の穀物から、大好きな無くてはならない穀物へ変身させることができたら我々にとってこれ以上の喜びはありません。

そしてもう一つ、我々は日本の食べ方にこだわっていきます。日本人が昔から育んできた穀物の食べ方をベースに感動的価値創造を目指すのです。その結果として世界中の人が「KOKUMOTSU」を沢山消費することのお役に立てたら本望です。

どんな時代になっても人間にとって、食は本当に大切なものであり、その食の中で穀物は本当に大切なものです。その穀物に仕事として携われる幸せと責任を感じて、これからも全社員でこの穀物と真正面から向き合っていきたいと思います。そして世界中の家族の笑顔と健康に貢献していきたいと思っております。

株式会社はくばく 代表取締役社長