研究員が集めた大麦の論文
大麦研究ライブラリー
【テーマから探す】
-
大麦が胆汁酸組成を変化させることで脂肪の蓄積を調節している!?
大麦は胆汁酸組成を変化させることで、高脂肪食摂取時における脂質蓄積抑制効果を発揮していることがわかりました! 大麦にはまだまだ明らかになっていない機能がありそうです!
高脂肪食の下で大麦を摂取すると、腸内胆汁酸組成の変化を通じて脂質生成遺伝子が抑制される
#腸内環境 #血清脂質 | 2023/12/1
-
大麦β-グルカンの摂取が総血漿コレステロールを減少させることが分かりました!
メタボリックシンドローム患者が大麦β-グルカンを4週間摂取したところ、総血漿コレステロールが減少したことが分かりました! 他にも腸内のプロピオン酸を増加させたり、腸内細菌叢に変化をもたらすことが分かり、大麦β-グルカンにはまだまだ明らかになっていない効果がありそうです!
【論文】 メタボリックシンドロームの発症リスクが高い患者における大麦β-グルカンによる食事介入後の腸内細菌叢の組成および代謝パラメーターの変化
#腸内環境 #血清脂質 | 2019年2月
-
大麦はコレステロールを低下させることで、心疾患のリスクを低減してくれます!
大麦はLDL-コレステロールやnon-HDL-コレステロールなどのコレステロール低下作用を持ちます。コレステロール値を下げることで心血管疾患などのリスク低減につながるため、アメリカ・カナダ・ヨーロッパなど世界各国で「大麦β-グルカンの摂取が冠状動脈心疾患のリスクを低減させる」という健康強調表示(ヘルスクレーム)が認められています。日々の食事に大麦を取り入れ、心疾患などの生活習慣病の予防に役立てたいですね。
【論文】 心血管疾患のリスク低減のためのLDL-C, non-HDL-C, apoBに与える大麦β-グルカンの影響を評価したRCTのシステマティックレビューとメタアナリシス
#血清脂質 | 2016年
-
大麦は内臓脂肪やBMI、ウエスト周囲径を低下させてくれることが確認されました!
大麦の摂取により血中の総コレステロールとLDLコレステロールが低下するだけでなく、内臓脂肪・BMI・ウエスト周囲径も低下することがわかりました。他の報告を見てもわかるとおり、大麦の脂質代謝改善作用はさまざまな試験でしっかりと確認されています。
【論文】 β-グルカン高含有大麦が日本人男性の血清コレステロールおよび内臓脂肪面積に及ぼす影響ーランダム化二重盲検プラセボ対照試験
#内臓脂肪 #血清脂質 | 2007年12月12日
-
大麦1カ月間摂取で、血中コレステロールの低下と排便量の増加効果が確認されました!
成人女性が麦ごはんを4週間食べ続けると、LDLコレステロールなどの血清脂質を低下させ、排便量を増やしてくれることが確認されました。大麦のもつ不溶性・水溶性食物繊維のWの効果が実証されたというわけです。ダイエットや便秘に悩みがちな女性のみなさんにはとてもうれしい効果ですね。
【論文】 女性における大麦摂取の耐糖能、脂質代謝及び腸機能に及ぼす影響
#便通 #血清脂質 | 2003年