岩手県産いわい鶏のグリルとキノコのもち麦リゾット
イタリアンの代表料理リゾットはアルデンテな食感が好まれます。
もち麦はその独特のぷちぷちした弾力のあるアルデンテ食感と米と比べてべたつきがなく粒立ちに優れ、ソース絡みもよいことからリゾットに適した食材です。最高のアルデンテ体験をしてみてください。
監修:神保佳永シェフ
材料
2~3人分
<もち麦リゾット>
- もち麦 200g
- 玉ねぎみじん切り 10g
- オリーブオイル 大さじ1
- 白ワイン 50cc
- ブイヨン 300cc
- 水で戻した乾燥ポルチーニ 20g
- 乾燥ポルチーニを戻した汁 100cc
- 塩コショウ 少々
- パルメザンチーズ 30g
- 無塩バター 5g
- ローリエ 1枚
<グリルチキン>
- 鶏もも肉 1枚
- 塩コショウ 少々
<カポナータ>
- 玉ねぎ 20g
- ズッキーニ、赤パプリカ、黄パプリカ、茄子 各10g
- ニンニクみじん切り 小さじ1/2
- オリーブオイル 大さじ1杯半
- ケイパー酢漬け 10g
- 松の実 5g
- 塩コショウ 少々
- トマトホール缶 150g
- バジル 4枚
- 赤水菜 適量
- 煮詰めたフォンドヴォー 100cc
作り方
-
1.
<リゾット>
鍋にオリーブオイルを加え玉ねぎのみじん切りを弱火で炒め、もち麦を加え炒める。
白ワインを加えよく煮詰め、水で戻した乾燥ポルチーニと戻し汁、ブイヨンを加え強火で沸かし、ローリエを加え蓋をしてオーブン(180℃)で15分炊き上げる。
5分蒸らして、よくかき混ぜ塩コショウで味を整え、パルメザンチーズとバターを加え乳化させ完成(水分はお湯で調整する)。 -
2.
<グリルチキン>
塩コショウした鶏もも肉を皮面からグリル板で香ばしく焼き上げる。 -
3.
<カポナータ>
野菜類は全て1センチの角切りに切りそろえ、それぞれを素揚げする。
鍋にオリーブオイル、ニンニクを加え弱火で炒める。
素揚げした野菜を全て鍋に加え、ケイパー・バジル・松の実を加える。
よくすりつぶしたトマトホールを加え塩コショウをし、中火で5分ほど煮て完成。
-
4.
器にリゾットを敷き、その上にカポナータとグリルした鶏もも肉と赤水菜を添え、仕上げにフォンドヴォーのソースをかけて完成。
- ポイント
- 「リゾットはアルデンテで食感があるものが好まれますが、もち麦は噛めば噛むほど癖になる弾力があり、リゾットに適したアルデンテの食感を持っています。また、米と比べて粘り気がないのでべたつくことがなく、一粒一粒が味を吸い、まとってくれます。粒がふやけて膨れ上がることがないので、混ぜたり時間が経ったりしても食感が残り、とても扱いやすい食材です。今回のメニューではもち麦が持つ香りを個性として活かしたシンプルな味付けにしています。」
神保シェフ
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