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世界的に、全粒穀物の摂取が重要であることが明らかになりました!
#全粒穀物 | 2019-03
195か国、27年間のデータから食生活と健康の関係を解析したところ、全粒穀物の少ない食事が最も重要な危険因子のひとつであることが明らかになりました!普段の食事に全粒穀物を取り入れましょう!
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【論文・レポート】
食事が健康に与える影響:195か国、1990年~2017年の体系的解析(GBD study 2017)
Health effects of dietary risks in 195 countries, 1990–2017: a systematic analysis for the Global Burden of Disease Study 2017
- ■概要
- 【目的】
195か国の主要な食事の摂取が死亡と障害調整生存年(DALY)へどのように影響しているかを評価すること。
【方法と結果】
195の国と地域における食事の摂取量と健康リスクを評価した。その結果、ナトリウムの多い食事、全粒穀物の少ない食事、果物の少ない食事が死亡とDALYに対する主な危険因子であることが分かった。
【結論】
食事は潜在的に健康に影響を与えていることが明らかになり、個人レベルではなく、国全体で食事を改善する必要性を強調した。
【用語の説明】
障害調整生存年(DALY):生涯における「早死にすることによって失われた年数」と、「障害によって短縮された余命(障害の程度と期間によって算出する)」の合計 - ■研究者
- GBD 2017 Diet Collaborators
- ■出典
- Lancet. 2019 May 11;393(10184):1958-1972.