じつはとっても簡単! 麦ごはんの炊き方
おすすめ配合量


麦ごはんは、大麦の量を自分の好きな配合バランスで作ることができます。少なめから始め、慣れてきたらその日のおかずや気分に合わせて大麦や水分量を調整して炊いてください。

大麦と米の配合量
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飽きずにおいしく食べるなら
1.5割麦ごはん
白米2合といつもの水加減
+
大麦50gと水100ml炊き上がり目安 約2.4合
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もっと効果を期待するなら
3割麦ごはん
白米2合といつもの水加減
+
大麦100gと水200ml炊き上がり目安 約2.8合
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食物繊維をたっぷりとるなら
5割麦ごはん
白米2合といつもの水加減
+
大麦200gと水400ml炊き上がり目安 約3.7合
- 割合は、炊き上がり時の麦ごはん全体量に対する大麦の割合です。
- 大麦は白米よりたくさん水を吸うので、炊飯後の量の増え方(炊き増え)が白米より多くなります。(目安:白米約2.2倍、大麦約2.8倍)
- 炊飯器の種類や加水量等の炊飯条件によって炊き増え率が異なるため、炊き上がり量は目安です。
- 大麦の分量を米カップで計る場合、もち麦・米粒麦50gは約1/3カップ、押麦50gは約2/5カップが目安です。
- 大麦の量を増やすと食物繊維が多くなるため、お腹がゆるくなったり、逆にお腹が張ったり便秘になったりする場合があります。しばらく続けると腸内が慣れてくるといわれていますが、様子をみながら量を加減してください。
もっと食物繊維をとるなら
玄米と炊く
大麦は玄米と混ぜて炊くこともできます。どちらも食物繊維たっぷりなのでさらなる快腸効果が期待できます。ただ食物繊維が多すぎるとお腹がゆるくなったり、張ったりすることもあるので、自分にあった配合量を見つけてください。
[配合例]
玄米2合といつもの水加減
+
大麦100gと水200ml
炊き上がり目安 約2.8合※
※炊飯条件によって異なります
大麦100%で炊く
米と混ぜずに大麦だけでも炊飯できます。大麦と大麦の重さの2倍の水を入れたら、通常通りの炊き方でOK。
もし、大麦特有の臭いや味が強いと感じたら、炊く前に大麦を水洗いしたり、料理酒やオリーブ油などを加えたりすると大麦のクセが和らぎます。また炊飯する以外に、同じ用途で使える「ゆで大麦」の方が、大麦のクセも弱くおすすめです。
[配合例]
大麦150gと水300ml
炊き上がり目安 420g (約1.3合)
- 大麦100%で炊く際、大麦のクセを和らげるために加えるものと分量の目安は、150gの大麦に対して、料理酒なら大さじ1、サラダ油・オリーブ油なら小さじ1/2程度です。
麦ごはんだけじゃない大麦レシピ
お好みの割合で麦ごはんをつくる
炊き上がり時の大麦の割合と何合炊くかを選ぶと、米、大麦、水の必要量が計算できます。
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米:315g(米カップ約2.1杯)
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大麦:106g(米カップ約0.7杯)
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水:653ml
※水は米分の必要量を含みます。※炊飯条件によって炊き増え率が異なるため炊き上がり量は目安です。