はくばく こだわり 品質

麦茶・穀物茶

コーヒーと同じように、麦茶も焙煎によって味や香りが変わります。原料の大麦にこだわることはもちろん、焙煎度合をチェックしながら温度や時間を巧みに調節。香ばしさと甘みの絶妙なバランスに仕上げています。

原料を仕入れる

焙煎したときに香ばしさや味わいが良好になるよう、麦茶用として優れた大麦を選びます。もちろん、どれも残留農薬検査をはじめ、さまざまな品質検査を行って、合格したもののみを使用します。

異物を取り除く

大麦の茎や小石など、原料に混入している異物を取り除く「精選」。軽いものは風で飛ばし、大麦と大きさが異なるものはふるいを通し、磁性のあるものは磁石を用いて、異物を徹底して除去します。

焙煎して冷やす

熱風の温度を変えながら
芯まで火入れ、
甘みを引き出します。

焙煎では、大麦の甘みを引き出すために芯までしっかり火入れをします。そのため、表面が焦げる前に芯までしっかりと熱を入れることができる熱風を使った焙煎を採用。焙煎機に送り込む熱風は4段階で、約500℃から段階的に200℃近くまで下げます。

色を測る

焙煎のたびに大麦の色を測定、
焙煎の度合をチェックします。

焙煎が終わるたびに麦粒の色を測定し、目では区別できない色の違いを数値で確認します。商品ごとに定めたはくばくの基準値をクリアするため、焙煎の温度を0.1℃単位で調整。大麦は品種や産地が同じでも天候などの影響で原料に差が出るので、品質を一定にするために細かな調整を行います。

麦茶への想い

甘みがあり、苦みと雑味が少ない究極の麦茶を求めて

近年は、さまざまなお茶が発売されて、味や香りの違いでお茶を選ぶ人が増えてきました。麦茶も大麦の種類や焙煎度合によって、味に個性が出てきます。味の違いを楽しむ人に「おいしい」と言っていただける麦茶を作るため、はくばくでは麦茶に適した大麦を選定。焙煎機はドイツ製のコーヒー用焙煎機を独自改良して使用しています。また、一度に焙煎する量を少なくした上、時間をかけて焙煎することで煎りムラを減らし、苦みや雑味を抑えた甘みのある麦茶に仕上げています。

再度、異物を取り除く

焙煎前の大麦は水分量が多く、大麦と同じ大きさの小石などは重さがあまり変わらないため比重選別で除去しきれません。焙煎後は大麦の水分量が減って軽くなり比重差が出てくるため、再度、精選して異物を取り除きます。

粉砕

水出しできるタイプの麦茶は、抽出しやすいように大麦を粉砕します。

袋に詰める

不良品や異物混入を防ぐため、
何重ものチェックを行います。

包装時には、賞味期限が間違いなく印字されているか機械で確認し、金属探知検査、重量検査などを行って不良品や異物混入がないかチェック。包装を行う部屋は他の部屋よりも気圧を高くすることで空気が包装室から外に流れるようになり、ほこりなどが部屋に入ることを防いでいます。

味と香りの品質チェック

味・色・香りに変化はないか、
毎日何十杯もの麦茶を試飲して
確認します。

完成した麦茶は、ロットごとまたは2時間ごとにサンプルを抜き取り、規定の方法で麦茶を作り、色と香り、味を検査します。その数は、多い時には1日100を超えることも。基準をクリアしたものが商品として出荷されます。

完成

おいしい麦茶をお届けするために細かい基準を定め、それをクリアして完成となります。

はくばく こだわり 品質

ーおいしさと安全のためにー