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食後血糖値を抑える賢い食べ方「セカンドミール効果」


最近、話題の「セカンドミール効果」。この注目ワードは、「最初にとった食事が、次の食事をとった後の血糖値にも影響を及ぼす」と定義されています。たとえば、1日の最初に食物繊維を摂ることで、その食事だけではなく次の食事をとった後の血糖値の上昇を抑えることができるのです。セカンドミール効果を意識して食べ物を選ぶことが、ダイエットや健康維持に役立ちます。

脂肪を蓄積しやすい急激な血糖値上昇に要注意!

そもそも、なぜ食後血糖値の上昇を抑えることが必要なのでしょうか。ごはんやパンなどの炭水化物、砂糖や芋などの糖類を食べると体内でブドウ糖になり、血液によって全身に運ばれます。私たちは、このブドウ糖をエネルギーに変えることで、息をしたり動いたり、考えたりして生きていますが、それを行うのがすい臓から分泌されるインスリンです。たくさん食べて急激に血糖値が上昇すると、ブドウ糖をどんどんエネルギーに変えようとしてインスリンが通常より多く分泌され、血糖値は下がります。ところが、使い切れなかったブドウ糖に対しては、インスリンは脂肪にして蓄積させてしまいます。また、インスリンの働きが追いつかず、血糖値が高い状況が続くと糖尿病や動脈硬化、高血圧など、さまざまな病気のリスクが出てくるのです。

朝食の「セカンドミール効果」は夕方まで続く

食後の血糖値の上昇をゆるやかにして、インスリンを正しく働かせることが美容にも健康にも大切です。そこで実践したいのが「セカンドミール効果」のある朝食。実は、朝食をセカンドミール効果の高い食事にすると、昼食だけではなく夕食まで血糖値が上がりにくくなります。食材としておすすめなのが、糖の吸収を抑える働きのある水溶性食物繊維β-グルカンが豊富な大麦やきのこ類、納豆・大豆製品など。大麦を混ぜて炊いた麦ごはんに、納豆、豆腐とわかめの味噌汁といった、ごく普通の朝食で「セカンドミール効果」は得られるのです。忙しくて、昼食はラーメンやどんぶりものになってしまいがちな人こそ、「セカンドミール効果」が期待できる朝食をとるようにしたいですね。