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米ぬかは最高のサプリメント!


玄米の栄養成分の9割が残されている「米ぬか」

玄米を精米したときに出る「米ぬか」。捨ててしまうのはもったいないということで、昔からいろいろなかたちで活用されてきました。床や柱を磨いたり、家庭菜園の肥料にしたり、お風呂では入浴剤やパックなどにして美容にも役立てたり。でも、それだけではやっぱりもったいない! というのも、米から籾殻を取った玄米の栄養素のなんと9割以上が、米ぬかに含まれているのです。

米の命ともいわれている「胚芽」部分には各種ビタミンやミネラル、体内の毒素排出を促進するフィチン酸などが含まれています。一方、表皮には腸内の健康に欠かせない食物繊維などの成分がたくさんあります。ということで、米ぬかを食べてその栄養成分をしっかりいただいてみてはいかがでしょう。

ハンバーグやクッキーにも煎りぬかを使って快腸に

無農薬の新鮮な米ぬかを入手し、煎りぬかを作りましょう。米ぬかをフライパンに入れて、弱火できつね色になるまで5分程度から煎りにします。芳ばしい香りがしてサラサラになればOK。この煎りぬかをいろいろな料理に使います。きな粉のような味わいがあるので、ヨーグルトやアイスクリームにかけたり牛乳や豆乳に入れたりしてもおいしくいただけます。また、ハンバーグや餃子に混ぜたり、パウンドケーキやクッキーの生地に練り込んだり。しっかりと深煎りした米ぬかを、すり鉢やグラインダーでさらに細かくして熱湯を注ぐと、香り豊かなお茶にもなります。一度にあまりたくさんとり過ぎると、お腹が緩くなるので、毎日大さじ1~2杯を目安に続けて食べていくと、お腹の調子を整えるサポートをしてくれるといわれています。なお、煎りぬかは粗熱が取れたら密閉容器に入れて冷蔵庫で保存してください。