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「もち麦」「丸麦」「押麦」「大麦」…、いったいその違いって何?


便秘解消やダイエット、生活習慣病対策など、さまざまな健康効果があるとして注目されている「もち麦」。スーパーに行くと、「もち麦」のほかにも「押麦」「米粒麦」などの文字が。「いったい、どう違うの?」「どれを選べばいいの?」と、困ったことはありませんか?ここでは性質や 加工によって異なる大麦の種類についてご紹介します。

もちもちした「もち性」と、サラッとした「うるち性」

お米に「うるち米」と「もち米」があるように、大麦にも「うるち性」と「もち性」があり、それぞれに「二条種」「六条種」があります。近年、脚光を浴びている「もち麦」というのは、もち性の大麦のこと。アミロースというでんぷんに加え、粘りが強いアミロペクチンを含んでいて、もちもちとした食感が特徴。一方のうるち性の大麦は、アミロペクチンがほとんど含まれないためサラッとしていてプチプチとした食感をしています。





二条種は結実する穂の小花が2列に並び、六条種は6列に並んでいます。二条大麦は西日本、六条大麦は関東以北で多く栽培されています。

大麦の主な加工法は、「丸麦まるむぎ 」「押麦おしむぎ胚芽押麦はいがおしむぎ」「米粒麦こめつぶむぎ」「白麦はくばく」の4つ

このような「うるち性」「もち性」といった性質とは別に、食感を良くしたり、調理しやすくしたり、見た目を良くするなど目的に応じた加工方法があります。はくばくでは、「丸麦」「押麦・胚芽押麦」「米粒麦」「白麦」の4つの加工大麦から、さまざまなタイプの商品を作っています。

丸麦まるむぎ



大麦の外皮を取り除き、糊粉層(ぬかとなる部分)を削った状態の丸い大麦のこと。精白しただけで押しつぶしていないので、ぷちぷちプリプリした食感が魅力です。白米に混ぜて炊いたり、ゆでてサラダやスープのトッピングにしたり、幅広く使えます。はくばくの『もち麦』は丸麦加工した商品です。

押麦おしむぎ胚芽押麦はいがおしむぎ



押麦は、丸麦を粒の真ん中にある黒い線(黒条線)を残したまま蒸して、圧ぺんローラーで押しつぶしました。そのままだと硬く吸水率が低くなる大麦を、お米と一緒に炊きやすくするための加工法です。うるち性の大麦に用いられることが多く、サラリとした食感が特徴。「麦とろごはん」によく使われるのは、この押麦です。商品では、『押麦』のほかに、ビタミンEや不飽和脂肪酸が多い胚芽部分を残した『胚芽押麦』などがあります。

米粒麦こめつぶむぎ



お米と一緒に炊いても大麦があまり目立たないよう、お米と同じような形に加工したのが米粒麦です。大麦の中央にある黒条線に沿ってカッターで2つに切断した後、磨いてお米の形に近づけますが、表面をきれいに削るために途中で蒸して膨らませ、乾かして固める“蒸煮処理”を施します。ちなみに、お米や小麦は外皮に食物繊維を多く含んでいるため精製すると食物繊維が減ってしまいますが、大麦は食物繊維が内側の胚乳部分にまであるため削っても減る心配はありません。商品では『米粒麦』『純麦』のほか、カルシウムを強化した『骨太家族』 などもあります。

白麦はくばく



白麦は、丸麦の中央にある黒条線の部分で2つに切り、蒸した後にローラーで圧ぺんして薄く平らに加工したもので、押麦ほど黒条線が目立ちません。『ビタバァレー』は 、この白麦を疲労回復に役立つビタミンB1でコーティングしています。

大麦の食感や独特の風味を楽しみたいときには「丸麦」や「押麦」を、白米を食べるような感覚で大麦の健康効果を取り入れたいときには「米粒麦」を選ぶのがおすすめです。自分の好みの大麦製品を見つけて、生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。

はじめよう、大麦のある暮らし

→ 「みんなでつくる おいしい大麦レシピ