1日1食以上のもち麦摂取によって 便秘気味な小学生の便秘症状が改善

株式会社はくばくは、便秘症気味と感じている小学生を対象に排便に関するアンケート調査を実施。もち麦の摂取により便秘の症状が改善し、健康な便の回数が増加することを明らかにしました。

〈研究の背景と目的〉
コロナ禍における巣ごもり生活の長期化により生活スタイルが大きく変化し、子どもたちの健康状態にも影響を及ぼしていると考えられています。NPO法人日本トイレ研究所が2020年11月10~19日にわたって実施した小学生の排便記録調査によると、集計対象となった5,678人のうち約4人に1人の割合である24.6%の児童が「便の硬さ」から便秘症が疑われることが分かりました。便秘の原因には、運動不足や食物繊維の不足などが挙げられます。そこで、食物繊維を豊富に含むもち麦の摂取が小学生の排便習慣に与える影響を調べました。

〈今後の展望〉
本試験では、短期間(1週間)のもち麦の摂取により便秘症状の改善効果が得られることが明らかとなりました。実際にアンケートにご協力いただいた方々から、「便の形状が変化した」「お通じがよくなった」等のコメントも頂戴しました。将来的には運動量やもち麦以外の食事の影響を考慮した臨床試験の実施により強固なエビデンスを得るとともに、腸内細菌の変化を通したメカニズムの解明を進めていく予定です。

▽ニュースリリース
【news_release】20230330_1日1食以上のもち麦摂取によって便秘気味な小学生の便秘症状が改善

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