簡単「炊き分け術」!麦ごはんと白米を同時に炊く方法

家族の健康を思って麦ごはん生活を始めてみたものの、好みの違いや手間など、意外といくつもある麦ごはんをめぐるハードル。でも、麦ごはんと白米を一度で簡単に炊く方法があればそんなお悩みも万事解決です。家族で好みが別れても大丈夫! 一度の炊飯で大麦と白米が炊ける「炊き分け術」を伝授します。
麦ごはんは身体にいいとわかっているのに、続けられない?
大麦の健康効果が広く知られるようになり、注目を集める麦ごはん。一方で、身体にいいとわかっているけど続けられないという声も少なくありません。理由はさまざまありますが、ネックとなるのが、「家族の中に“白米100%派”がいることで、自分が食べる麦ごはんと、家族が食べる白米それぞれを炊かなくてはいけない」という手間。そこで、一度の炊飯で簡単に大麦(今回はもち麦を使用)と白米を炊き分ける3つの方法を試してみました!
炊き分け術① 余計な手間は一切なし! 大麦を端にのせるだけ
一つ目は、余計なことは何もしたくないという方におすすめの、とにかく簡単に炊き分けができる方法です。
【準備するもの】
もち麦/白米/水/炊飯器
【炊き方】
① 炊飯器に、白米とそれに合わせた通常量の水をセットする。
② もち麦を炊く分の水を足し、もち麦を炊飯釜(内釜)の端にそっとのせる(今回は、もち麦25g:水50ml)。もち麦部分が水に浸るくらいに表面を少し均す(全体に広げないよう注意)。
③ そのまま炊飯する。
【ポイント】
★もち麦を勢いよく入れると広がってしまうので、一画にそっと入れる。
★もち麦の量は最小限に収める。(もち麦が水から出てしまうとしっかり炊けません)
もち麦を端に入れる
炊飯前
炊飯後
炊き上がったら、もち麦をのせた部分だけを白米と一緒に軽く混ぜればほどよい割合の麦ごはんに、残りは白米100%のごはんになります。この方法であれば、特別な道具や準備は一切不要。炊飯釜の端にもち麦をのせるだけで、麦ごはんと白米が同時に炊けます。
※ただし、もち麦を偏った状態で炊くため、やや固めに感じる場合があります。
※もち麦を30分程度麦浸水してから炊くと、よりおいしく召し上がれます。
炊き分け術② 耐熱カップを使えば、混ざらずに炊き分けられる!
二つ目は、もち麦と白米が混ざらずきっちり炊き分けられる方法です。
【準備するもの】
もち麦/白米/水/炊飯器/耐熱カップ(炊飯釜の高さ以下のもの)
【炊き方】
① 炊飯器に、白米とそれに合わせた通常量の水をセットする。
② 耐熱カップに、もち麦ともち麦の炊飯に必要な量の水(今回はもち麦25g:水50ml)を入れ、①の炊飯釜の中央に押し込むように入れる。
③ そのまま炊飯する。
【ポイント】
★炊飯するとかさが増えるため、耐熱カップに入れるもち麦は容器の半量程度に留める。
★炊きたては非常に熱いので、耐熱カップを取り出す際は十分に注意してください。
炊飯前
炊飯後
カップの中はもち麦のみ。周りは白米。
もち麦と白米とがくっきりと炊き分けられるうえ、炊き上がったあと、もち麦と白米を混ぜる割合を自由に調整できるのもメリットです。炊き分けにこだわりたい方や、家族の大多数は白米100%派で、少しだけ麦ごはんを炊きたい場合などにおすすめです。
※白米ともち麦を逆にしても炊き分けられます。
炊き分け術③ ゆで麦にすれば、使い勝手いろいろ
最後に、炊飯した白米に別ゆでしたもち麦をお好みの割合で加え、食べる前に混ぜ込む方法です。
【準備するもの】
もち麦/白米/水/炊飯器/鍋/ざる
【炊き方】
① 炊飯器に、白米とそれに合わせた通常量の水をセットし炊飯する。
② 鍋にお好みの量のもち麦とたっぷりの水を入れ、15〜20分ほどゆでてざるにあげる。
(作りやすい分量・作り方の詳細は ゆで大麦の作り方)
③ 食べる前に、白米とゆでもち麦を好みの割合で混ぜる。
【ポイント】
★ゆでもち麦は、ある程度まとめて作り置き保存ができる。保存期間は冷蔵で2~3日、冷凍で2~3週間程度(詳細は 大麦の冷凍保存)。
★一度に調理する麦の量に制限がない。
炊いた白米とゆでたもち麦
好きな量を混ぜるだけ
①や②に比べると少し手間はかかりますが、別ゆでしたもち麦は粒感や食感が際立ち、もち麦本来の味わいがより楽しめます。また、調理するもち麦の量に制限がないため、麦の割合が高めの麦ごはんを食べたい方にはおすすめ。ゆでもち麦は白米と混ぜて麦ごはんにするだけでなく、サラダやスープなどにも活用できます。
いかがでしたか? ちょっとした工夫で意外と簡単にできるもち麦と白米の炊き分け。もちろん、もち麦だけでなく押麦など他の大麦でも応用可能です。4月からの新生活に、ご家族のライフスタイルやお好みに合わせてぜひチャレンジしてみてください!




