【大麦食品推進協議会】5.17「大麦サポーターズ」が発足 !!組織・専門の枠を超え、学術機関などの研究者・医師・料理研究家など有識者が連携 様々な健康機能の可能性を秘める「大麦」の知識を啓発、大麦食の普及で、国民全体を元気に!

弊社、はくばくも参会しております大麦食品推進協議会(会員:25社・2団体、会長:池上幸江)は、2013年5月17日、本協議会内に大麦サポーターズを新たに設立しました。

以下「大麦サポーターズ」リリースより引用。

大麦サポーターズは、協議会の活動を補完する組織として、各方面の専門家などで構成されます。国民の健康維持増進のため、ひいては国民医療費削減のため、「大麦を食べる」ことをムーブメントとし、参画企業及び関係者が、大麦を中心とした新しく健全な市場創造のため、個々の役割に尽力することを目的とされております。蔓延する生活習慣病に対し、大麦の機能性への正しい理解のほか、歴史、性質、調理法などへの理解も含め、日常生活において、より身近で機能的な食材としての消費喚起、知見の共有、情報発信を通じて、国民の健康維持増進、食品市場の拡大を促進していく。具体的には、社会動向に合わせて、大麦に関わる機能性研究、エビデンス(科学的根拠)の継続的な創出・データ集積、これら機能性を含めた大麦知識に関する消費者への適正な情報発信、レシピ提案を通じた消費啓発などを行っていく予定です。さらには消費拡大を通じて、国内生産拡大につながる生産者支援についても検討して参ります。

「国民栄養調査」で日本人の食物繊維不足が指摘される中、古来より身近な自然食材である「大麦」には、便通改善などに役立つとされる不溶性食物繊維と、生活習慣病予防に役立つとされる水溶性食物繊維がバランスよく豊富に含まれています。特に、大麦由来の水溶性食物繊維「β-グルカン」の機能性への注目は世界的に高まっており、2006年、FDA(アメリカ食品医薬品局)のヘルスクレーム(健康強調表示)認可を皮切りに、各国では、「冠状動脈心疾患のリスク低減」や「コレステロール低下による冠状動脈心疾患のリスク低減」、「食後血糖値上昇の抑制」、「排便促進効果」、「正常な腸機能の維持」といった具体的な効果効能が、国家レベルで許可されています。一方、日本国内では、現状、ヘルスクレーム表示は認められないものの、学術機関や企業を中心に大麦の機能性研究は進んでおり、2013年3月26日には公益財団法人日本健康・栄養食品協会が日本で初めて、「血中コレステロール正常化」「食後血糖値の上昇抑制」「満腹感の維持作用」について、科学的に根拠があるとその機能性を認めました。

将来懸念される生活習慣病の蔓延、医療費増大、政府・国民レベルでの健康維持増進への意識が高まる中、大麦サポーターズでは、業界・組織・専門の枠組みを超えて、各方面の有識者、企業・団体の参画を募集し、協働していくことで、国民の健康維持増進に貢献して参ります。

【大麦サポーターズの主な活動内容】

・大麦に関わる継続的なエビデンス創出、データ集積、および適時・適正な情報発信。

・大麦知識(性質、歴史、機能性)の啓発、正しい情報発信。

~消費者向けセミナーなどの企画協力、給食での大麦食導入に向けた食育活動 など。

~メディアへの企画・情報提供協力 など。

・レシピ提案など、大麦食を中心とした健康習慣の提案。

・専門家(研究開発、商品開発、料理研究など)の活動サポート、人材育成。

・健康維持増進の側面からの消費拡大、生産拡大につながる各種提言。

*大麦サポーターズによる会合は、2~3ヶ月に1回開催していく予定です。

【大麦サポーターズ メンバー】(2013年5月17日時点)

・大麦食品推進協議会 池上幸江 会長   (以下五十音順)

・大妻女子大学家政学部 青江誠一郎 教授

・(独)農業・食品産業技術総合研究機構作物研究所 神山紀子 主任研究員

・モデル 小林里香さん(オスカープロモーション)

・アオハルクリニック 小栁衣吏子 院長

・岡山大学資源植物科学研究所・大麦・野生植物資源研究センター 佐藤和広 教授

・東京慈恵会医科大学附属病院栄養学部 濱 裕宣 課長

・料理研究家 浜内千波さん(株式会社ファミリークッキングスタジオ)

・銀座泰江内科クリニック 泰江慎太郎 院長

・(独)農業・食品産業技術総合研究機構作物研究所 柳澤貴司 上席研究員

・慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科兼環境情報学部兼医学部内科学 渡辺光博 教授

*企業、業界、専門の枠組みを超えて、広く参画を募集し、協働して参ります。

※掲載のデータは発表当時のものです。内容について変更がある場合がございます。

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