INTERVIEWインタビュー

唯一の正解はない。だから
難しい。でも、おもしろい!

2020年度入社

商品戦略部第二課

下條(しもじょう)

ニーズを探り、アイデアを出し合い、
ターゲットを見極める

新商品の企画やそれに伴う販売促進業務を行う商品戦略部で、第二課は大麦以外の、雑穀、麦茶、乾麺、家庭粉(市販用穀粉)などを幅広く担当しています。
新商品の企画は、市場の状況やニーズを深堀りし、各種データを参考にしながら、こんな商品があれば喜んでいただけるのでは、とカテゴリごとのチームでアイデアを出し合い、何度も話し合いながら精度を高め、社長も同席する会議で承認が得られると企画が進んでいきます。若手が多い部署で、早い段階からメインで担当を持ち、新商品の上市に向けて業務を任せてもらえます。
私が初めてメインとして担当した新商品は、お子様をターゲットにした水筒用のティーバッグ麦茶です。最近はSDGsの動きも活発になっていますが、生活者の実態調査などでも水筒を使う方が多いとわかり、以前から好評だった水出し麦茶シリーズのマイボトル用にお子様向けがあってもいいのでは、という発想からスタートしました。
この仕事は、社内はもちろんですが、パッケージ制作を依頼する外部のデザイナーなど社外との連携も重要です。丁寧にコミュニケーションをとりながら早めの連絡を心がけ、スケジュール管理を徹底することが難しい部分だったかなと思っています。

新商品のことを知っていただき、手に取っていただくために重要なのが販売促進です。
店頭やSNSでのキャンペーン、購入者プレゼントなど、商品ごとに方法はさまざまですが、どうすれば商品のターゲットに特長がわかりやすく伝わるかをしっかり考えます。
子ども向け商品はターゲットが絞られているので伝え方は考えやすいのではないかと思っていましたが、どんな方法が一番効果的かを考えるのはすごく難しいことでした。「答えがないからね」と先輩にも言われましたが、本当にそう感じます。組み合わせによって効果を発揮できたり、逆にうまくいかなかったり、時代の流れにも影響を受けたり…。できることがいろいろだからこそ難しいけれど、それがおもしろさでもあるのかなと感じます。

すべての段階に関わりながら
多部署と連携

商品戦略部は、新商品の企画から店頭に並ぶまでのすべての段階に関わっていきます。
「こうしたら手に取ってもらえるんじゃないか」「こうしたら喜んでもらえるんじゃないか」という自分自身の考えを反映できますし、社内の全部署と関わっているんじゃないかと思うくらいに、それぞれの段階で異なる部署の方と連携して進めていけるところが、一番のやりがいだなと思っています。
企画が通ったときも、商品が形になったときも、初めてメインで新商品を担当したときはすべての段階で歓びを感じました。店頭に並ぶのはこれからですが、実際にお客様に手に取っていただき、飲んでいただいて、そして感想を聞くことができたら、すごくうれしいだろうなと思っています。

食を通じて健康に携わりたい。そう考えて入社しましたが、いまは会社の一員としてそこに携われている、やりたいことが実現できている、という実感があります。
これからは、さらに生活に寄り添えるような商品作りをしたいです。社会の変化によって生活様式も変わり、家や会社や学校などどんな場面でも、調理がいらない簡便なもの、すぐに食べられるものが一層求められていると感じます。商品を企画するときは、使用するシーンを思い浮かべながら考えることを強く意識していますが、もっとお客様に寄り添えるものにしたいですし、すぐに生活に取り入れてもらえるような、あったら暮らしがもっと充実するような、そんな商品を増やしていきたいです。

2020年度入社 商品戦略部 第二課 下條(しもじょう)

2020年度入社商品戦略部 第二課

下條(しもじょう)

麦茶担当として戦略に則りながら商品づくり&販促仕掛けに積極的に取り組む。
勉強熱心で、しっかりと生活者と向き合い、仮説立てからデータ収集・分析、開発・購買・工場交えた調整等、先輩たちのサポートもありながら1年目から商品担当として活躍。周囲にも良い刺激を与えている。
※部署はインタビュー時点です