松本山雅、頑張れ!

 今日はJ2の最終戦が行われたのだが、私も非常に気になる試合が3試合あった。J1への自動昇格の権利を得るための2位以内の確保が最終戦までもつれ込んだからだ。首位の札幌が一歩有利とはいえ、サッカーはわからない。清水も、松本も山梨・甲府とは縁の深い御隣県の2チーム。どのチームが2位以内になるのか、非常に複雑な思いで結果を見守った。

 結果は松本に残酷であった。勝利への執念を感じさせる熱いゲームで横浜FCを3-2で下したものの、清水が2-1で徳島を退けて、同じ勝ち点で得失点差での3位という結果となった。この勝利の瞬間、私は2009年12月ヴァンフォーレ甲府が味わった最終戦勝ったにも関わらず、湘南も勝利して勝ち点差1でJ1昇格を逃したシーンを思い出した。あの時の小瀬スタジアムにも勝利の後とは思えない、実に重く暗い空気が漂った。思い出したくない瞬間だ。テレビに映し出される松本山雅のサポーターたちの落胆ぶりのその辛さが実感として伝わってきた。

 しかし最大の違いは、松本はまだこれで今シーズンのJ1昇格が断たれたわけではない、と言うこと。この長いシーズンで3位と言う立派な成績を残して、一番有利な条件でこの後のプレーオフを戦えるのだ。さあ、ここから立ち上がれ。反町監督が試合後のインタビューで絞り出すように言ったように、切り替えるのだ。一つ言えることはどんな辛い経験もそのチームにとって大きな財産に変え得る、と言うこと。松本はこの辛い経験を次の2試合に生かして、もっと意味の深いJ1昇格を勝ち取ってほしい。私どもはくばくがその勝ち点差1でJ1昇格を逃した7年前、その翌日に出した広告にはこう書かせてもらった。「下を向くな!」

 松本山雅が残り2試合、最高に熱い試合をして、J1昇格を決めることを心からお祈りしています。松本山雅、頑張れ!

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コメント

7年前の新聞広告、今も大切に持っています。今でもあの時の悔しさ忘れません。しかし、あの広告に私は救われました。甲府のサポーターはみんなそうだと思います。辛い時、自分を奮い立たせる時にあの広告を眺めます。

けんちゃんさん
実にありがたいコメント、嬉しいです。
実はあの広告には翌朝私自身が涙しました。
そうだよな、と。人は言葉によって救われる時がありますよね。

目前の昇格を逃してとても落ち込んでいましたが本当に勇気をもらいました。
こんなに素晴らしいスポンサー様に支えられるヴァンフォーレ甲府は幸せだと思いました。

ありがとうございました。

通勤途中に読ませて頂き涙がとまりませんでした。ショックな負け方に気持ちがなかなか切り替わらず、ため息の日々。
でも「下を向くな!」そう!切り替えて新山雅後押しします。
いつかヴァンフォーレ甲府とCS・・
最高ですね!がんばります!
「下を向くな!」仲間の合言葉にします。・・OneSoulの次に(笑)
長澤社長ありがとうございます。

山雅サポさん
本来J1に上がるべき3番目のチームは絶対に松本山雅だったと思います。シーズン中の立派な戦いは多くの人に感動を与えたことでしょう。
サッカーは時に残酷ですね。でもそういう経験は間違いなくそのチーム、サポーターを強くすると信じています。これからもお互い切磋琢磨して強くなっていきましょう!

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれ。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年、ヴァンフォーレ甲府が大活躍することを心から期待しています。