ごはんってそんなに悪いのか?

 先日、大阪出張の帰り道、新大阪駅で昼食の時に驚くべき光景にでくわしました。一人でいわゆる定食屋さんに駆け込んで自分の注文をして、ふと隣を見ると男性一人客の方がちょうど食事を終えたところでした。するとおかずはすべて食べてあるのですが、ごはんには全く手が付けてないのです。まさかこれからごはんだけ食べるのかな?なんて思っていると、そのまま席を立って出て行ってしまいました。要するに定食屋さんでご飯を食べずにおかずだけで食事を済ませたのです。

 その後、二人組の男性客が同じ席について、しばらくすると注文された品が運ばれてきました。そこでまた体格の良い男性が一言。「ええっ、俺こんなにごはん要らないよ。参ったなあ。」と。私はたまたま隣り合わせたお二方の行動に強い衝撃を受けました。ここまでご飯に対してネガティブな考え方が当たり前のように定着し、男性が実行しているのか、と。だって定食屋なんだから最初からごはんがセットってわかっているのに、そういうお店でのこの経験。定食屋ってご飯をおかずと一緒においしくバランスよくとるお店じゃないのって感じです。

 やはり最近の低糖質ダイエットが影響しているのでしょうか。当社への問い合わせの中でも、大麦って糖質が多く含まれているので心配、というようなものが目立ってきました。穀物というのはそもそも炭水化物がメインの食物であり、糖質が多く含まれるって言われても・・・と困惑してしまいます。ここまで「糖質」が悪者になって良いのでしょうか?すごく不思議で、残念な気持ちです。

 糖質は確かに血糖値を急激にあげてしまい、それによる健康への悪影響はあると思います。しかし大麦など食物繊維を一緒に摂るなど工夫をすればその弱点も補えます。やはり食と言うものは極端なことは良くないのではないでしょうか。すべての食物は良い点、悪い点がありそれを理解してバランスよく、万遍なく摂る、というのが大切だと私は考えています。それにしても最近の糖質を敵対視するような風潮はどう考えてもおかしいと感じます。私が穀物の会社の経営者だから損得で言うのではなく、国民の健康にとって本当に「危ない」と感じます。

 糖質、ご飯がもっと人間にとって大切なものである、ということが当たり前に理解されるように我々も微力ながら頑張らねばならないと改めて思いました。でも美味しいご飯を、美味しいおかずで腹いっぱい食べる幸せって人間の根源的な喜びであるように思うのですが。ちなみに私はもち麦を朝思いっきり食べて、ご飯もしっかり食べ、お酒もしっかり飲んでいますが、5kg体重が減りました。しかも内臓脂肪が減ったので、ウエストが引き締まったという理想の痩せ方で。こういうダイエットが広がれば良いのですよね。

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コメント

もち麦でダイエット成功とのこと、しかし、それが普遍的事実なのかどうかが問題。穀物を扱う会社だからこそ、慎重な発言が必要だと思う。科学的に正しいかどうかが問題。果たして糖尿病の方にも勧めて良い物かどうか?シャトレーゼの取り組みが参考になる。糖尿病学会にも発表している低糖質ケーキが、シャトレーゼにはある。
もち麦にそういう「医学的、科学的」検討を行ったことがあるだろうか?

穀物を摂取しても、あまり血糖値が上がらない。そういう料理方法があります。そういう方法を見つけて、広めれば良いのですが。無理でしょうか?

「しかし大麦など食物繊維を一緒に摂るなど工夫をすればその弱点も補えます。やはり食と言うものは極端なことは良くないのではないでしょうか。すべての食物は良い点、悪い点がありそれを理解してバランスよく、万遍なく摂る、というのが大切だと私は考えています。」この発言に、科学的裏付けがあるのでしょうか?あまり適当な事を大会社の社長さんが書かない方が良いと思います。

コメにも米離れににも悪意を感じるよ。

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プロフィール

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株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれ。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年、ヴァンフォーレ甲府が大活躍することを心から期待しています。