2015年5月アーカイブ

やっぱり守備か

 昨晩は私にとって2つのうれしい勝利があった。一つはもちろんヴァンフォーレ甲府の連勝。あいにく後半途中からしか見れなかったが、運よく得点シーンも見ることができた。カウンターからの全員攻撃による久々の胸のすく見事な得点だった。しかしキーは何と言っても守備。仙台は確かにボールは保持していたが、シュートが打てない状況。ヴァンフォーレが試合をコントロールしている印象を受けた。昨年のような安心できるような守備であった。そして数少ないチャンスを皆で絶対にものにしようとする勝利への執念も感じられた。最下位もようやく脱出し、次節新潟戦でのさらなる精進を期待したい。

 さてもう一つは東大野球部の5年ぶりの勝利。こちらはこんなに大きなニュースになっていいの?という感じだったが、やはり母校の勝利はうれしい。今朝の新聞を見ると守備を徹底的に鍛えた、ということが分かった。確かに自分の経験でも野球でのバッティングはセンスがどうしても必要だが、守備は鍛えれば何とかなる。それを忠実に実践し、ついに勝利を得ることができたという。ここで感じたのは、日本代表や甲子園球児など才能あふれる個の力に乏しいチームはやはり守備を徹底的に磨くことが勝利への道なのか、ということ。守備というとやや消極的に思う向きもあるが、そんなことはない。昨晩のヴァンフォーレが見せた守備は、積極的守備とでもいうべき攻めの姿勢も感じさせる素晴らしいものであった。

 そしてこの2つの勝利に関する今朝の新聞を読んで、興味深かったのは両チームの監督の共通のコメント。表現はもちろん違うが意味としては「真面目にひたむきに頑張ってきた選手に対して、勝負の神様が微笑んでくれた」というもの。守備が大切だ、なんてことはスポーツをやるものは言葉では百も承知。しかしそれを日々、具体的に真剣に磨かねば勝利などほど遠い。彼らは結果の出ない苦しい時期にもひたむきにこつこつと努力してきたからこその勝利だ、ということを図らずも両監督が強調していた。守備を徹底的に磨きこむことで見えてくる勝利の姿。守備と勝利への全員の強い執念、この二つがキーなんだな、と改めて感じた。両チームがさらにそれを磨き上げることを心から期待している。

ごはんってそんなに悪いのか?

 先日、大阪出張の帰り道、新大阪駅で昼食の時に驚くべき光景にでくわしました。一人でいわゆる定食屋さんに駆け込んで自分の注文をして、ふと隣を見ると男性一人客の方がちょうど食事を終えたところでした。するとおかずはすべて食べてあるのですが、ごはんには全く手が付けてないのです。まさかこれからごはんだけ食べるのかな?なんて思っていると、そのまま席を立って出て行ってしまいました。要するに定食屋さんでご飯を食べずにおかずだけで食事を済ませたのです。

 その後、二人組の男性客が同じ席について、しばらくすると注文された品が運ばれてきました。そこでまた体格の良い男性が一言。「ええっ、俺こんなにごはん要らないよ。参ったなあ。」と。私はたまたま隣り合わせたお二方の行動に強い衝撃を受けました。ここまでご飯に対してネガティブな考え方が当たり前のように定着し、男性が実行しているのか、と。だって定食屋なんだから最初からごはんがセットってわかっているのに、そういうお店でのこの経験。定食屋ってご飯をおかずと一緒においしくバランスよくとるお店じゃないのって感じです。

 やはり最近の低糖質ダイエットが影響しているのでしょうか。当社への問い合わせの中でも、大麦って糖質が多く含まれているので心配、というようなものが目立ってきました。穀物というのはそもそも炭水化物がメインの食物であり、糖質が多く含まれるって言われても・・・と困惑してしまいます。ここまで「糖質」が悪者になって良いのでしょうか?すごく不思議で、残念な気持ちです。

 糖質は確かに血糖値を急激にあげてしまい、それによる健康への悪影響はあると思います。しかし大麦など食物繊維を一緒に摂るなど工夫をすればその弱点も補えます。やはり食と言うものは極端なことは良くないのではないでしょうか。すべての食物は良い点、悪い点がありそれを理解してバランスよく、万遍なく摂る、というのが大切だと私は考えています。それにしても最近の糖質を敵対視するような風潮はどう考えてもおかしいと感じます。私が穀物の会社の経営者だから損得で言うのではなく、国民の健康にとって本当に「危ない」と感じます。

 糖質、ご飯がもっと人間にとって大切なものである、ということが当たり前に理解されるように我々も微力ながら頑張らねばならないと改めて思いました。でも美味しいご飯を、美味しいおかずで腹いっぱい食べる幸せって人間の根源的な喜びであるように思うのですが。ちなみに私はもち麦を朝思いっきり食べて、ご飯もしっかり食べ、お酒もしっかり飲んでいますが、5kg体重が減りました。しかも内臓脂肪が減ったので、ウエストが引き締まったという理想の痩せ方で。こういうダイエットが広がれば良いのですよね。

プロフィール

社長写真

株式会社はくばく
代表取締役社長
長澤重俊

1966年ひのえうま生まれ。
東京大学ラグビー部卒。(本当は経済学部)
住友商事を経て1992年はくばく入社。
趣味はゴルフとワインかな?
今年、ヴァンフォーレ甲府が大活躍することを心から期待しています。